【新冠】４月の新入学を前に、新冠小（五十嵐重信校長、２２６人）の１年生39人による「リモートわくわく祭り」が３日、同校体育館と町立認定こども園ド・レ・ミをリモートでつなぎ、年長組33人との交流を行った。例年、同校に年長園児を招き交流会を実施していたが、新型コロナの感染拡大を受け、リモートで実施した。

　園児に学校のことを知ってもらおうと、学校生活の説明や自分たちが考えた○×クイズ遊びで、交流を深めるとともに、自分と園児の違いに気付き、自分自身の成 長を実感してもらうことが狙い。

　１年生２クラスの39人がそれぞれのグループに分かれ、①日直の仕事②特別教室のカギ③国語や算数、体育などの勉強内容④係の仕事内容⑤給食の内容⑥休み時間などを説明。給食の説明では、おいしい給食が待っているので「おいしい顔ができるように練習してきてください」とアドバイスした。「日直だからといって、給食をたくさん食べていいでしょうか？」などの○×クイズも出題し、園児たちは「説明がとても良く分かりました。楽しかったです」と１年生になるのが楽しみな様子。

　最後に、１年生は、園児たちに「皆さんを小学校で待っています」と手を振って笑顔で呼び掛けた。同校の入学式は、４月８日に行われる。

１年生がリモートで「学校の楽しさ」を園児に説明