苫小牧キャンパス来月開校 クラーク記念国際高校 道内5カ所目 対面、オンラインを融合
通信制のクラーク記念国際高校(深川市、三浦雄一郎校長)を運営する学校法人創志学園(神戸市)は4月1日、苫小牧市表町5のセントラル駅前ビル6階に「苫小牧キャンパス」を開設する。道内5カ所目の拠点で、釧路キャンパスと同時に設置。対面、オンラインを融合させ場所や時間に縛られず個人のペースや目標に合わせて取り組める授業内容とし、3年間での卒業を目指す。
1992年開校の同高校は全国に50を超える拠点を有し現在、1万人以上の生徒が在籍。道内には深川ほか旭川、札幌(中央区、白石区)にキャンパスがある。
苫小牧周辺から札幌キャンパスに通う生徒が毎年いることや、新型コロナウイルス流行下でのオンライン授業の普及を考慮し、苫小牧キャンパス開設に至った。苫小牧近郊に住む生徒の入学や転入、編入を想定している。
開講コース名は「CLARK SMART」(スマートスタディコース1・2・3)。コース1は高校卒業資格、2は希望進路の実現、3は専門性の習得が目標。道外の一部キャンパスで2021年度から先行実施しているが、道内では22年度から苫小牧を含め旭川、札幌(白石区)、釧路の4カ所でスタートさせる。
苫小牧キャンパスは床面積約130平方メートル。生徒の自習スペースやグループワークのための協働学習スペースなどを設置した。職員は1~2人配置予定。
1月から内装工事を行っており、今月末には、機器などの設置が完了予定という。
同キャンパスを担当する服部泰寿教諭は「1~3年の各学年20人程度の生徒を募集していきたい」と説明。22年度当初の入学予定者はおらず、「4月から本格的に募集に動き出す」と話す。
同校は12、19、26の3日間、苫小牧キャンパスまたはオンラインで個別学校説明会を開催。参加希望者は、同校のホームページで申し込む。
問い合わせは同校 フリーダイヤル(0120)301599。
関連記事
親子で環境を考える 新ひだか LEDランタン工作教室【新ひだか】
【新ひだか】町保健福祉部生活環境課は16日、町公民館集会室で「親子で作ろう!LEDランタン工作教室」を開き、親子24人が参加して、省エネや太陽光発電のしくみなどを学び、脱炭素への意識を高めた。 ...
森林の機能や仕事学ぶ 新ひだか町緑化推進委と林業林産業担い手対策協共催 ..
【新ひだか】高静小(佐藤裕哉校長、児童495人)で19日、6年生3クラス93人を対象に「林業教室」が開かれ、児童たちは森林の機能や林業の仕事について理解を深めた。 総合的な学習の授業として、こ...
来年の主役は「ココア」動物園カレンダー完成【釧路市】
釧路市動物園(鈴木貴博園長)の2025年版カレンダーが完成し、23日から販売を開始する。来年は開園50周年を迎える節目とあって、写真は同園1番人気のアムールトラ「ココア」(雌、16歳)が採用され...
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】