堀川桃香選手（アフロスポーツ／ＪＳＦ提供）

　北京五輪のスピードスケートに日本代表として出場した堀川桃香選手（１８）＝白樺学園高出＝が、富士急行（山梨県）に採用されることが２日に分かった。

　同社にはスピードスケートの実業団チームがあり、橋本聖子さんや岡崎朋美さんら五輪メダリストを輩出している名門。現在も中札内村出身の押切美沙紀選手（２９）らが活躍している。

　堀川選手は１日に同高を卒業。日本電産サンキョー（長野県）入社が内定していたが、同日にスケート部廃部が発表され、進路先を探していた。同高スケート部の和田貴志監督（４５）は「早く決まり驚いた。一番心強いチームに入れたと思う」と話した。４月１日付で採用予定。