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日高報知新聞

警察など4所が参加【新ひだか】

【新ひだか】静内高校(坪井克彦校長、生徒465人)で22日、静内警察署と自衛隊札幌地方協力静内分駐所、浦河海上保安署、日高中部消防組合消防本部が主催する「北海道で働く公務員セミナー」が行われた。

 この日は、静内署警務課の菅晃伸係長と、自衛隊札幌地方協力本部静内分駐所の大井克仁所長ら2人、浦河海上保安署の小林伸行次長ら3人、日高中部消防組合消防本部警防課の髙沢憲昭課長補佐ら3人が同高校を訪れ採用募集活動に参加。

 今回の北海道警察、海上保安学校、自衛官、消防組合4つの合同採用募集セミナーで学校に出向いての説明会は、初めての取り組みで、静内署が主体となり各所に声を掛けて実施された。

 授業終了後の放課後に開催したセミナー。将来の就活のために役立てようと生徒1、2年20人が参加した。

 公務の説明は持ち時間15分間の中で、各業界の理解を深めてもらおうとアピール。各所とも就職が決定したらまず専門の学校に入校し基礎知識を学ぶ。その後それぞれの職種(任務)に着くことになる。

 自衛隊は全国約260の勤務地に、多くの自衛官が働く巨大組織。そのなかには、さまざまな職種・職域があり、戦車、艦艇、航空機などの最新装備を扱う分野や研究・開発など、幅広い選択肢がある。

 海上保安庁は、巡視船艇での勤務などの海上勤務だけでなく、東京にある本庁や地方の管区本部等での陸上における勤務や海外での勤務など、さまざまな場で活躍できる機会があり、海の治安を守り、人命救助をはじめとするさまざまな海の事件・事故などへの対応をその職務とする。

 消防組合は、大きく分けて「警防」「救助」「救急」「予防」と4つの仕事内容があり全て「命を守る」事に繋がっている。消火活動はもちろん、火災の予防指導や救急救命士の資格をとる事も可能。安心して暮らせる活動が仕事になる。  警察も「地域部」「刑事部」「生活安全部」「交通部」「警備部」「総務・警務部」「警察行政職員」と幅広い職種があり、適性や希望に応じてさまざまな体験ができる仕事とアピール。

 公務は、1日の仕事を管理されるが、公務員という職業はいずれも給与や保険、福利厚生などの社会保障を受けることができる。

 参加した生徒からは「進学の費用について悩んでいたが、例えば自衛隊など専門の学校に行きながら給料がもらえるのは魅力がある」「それぞれの公務で、いろいろな職種があると初めて知った。自分に何ができるのか挑戦してみたい」などの感想があった。

 主催した同警察署警務課の菅係長は「セミナーを通じて、警察官を含め自衛隊、消防、海上保安庁の仕事の内容を知ってもらい、今後の参考にしてもらえたら」と応募を呼び掛けた。

初めて知る各公務の内容を興味深そうに聞く生徒たち

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