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函館新聞

コロナで療養、子育て中のスタッフをサポート 渚亭が有休制度新設【函館】

コロナ感染拡大に対応した有給制度のほか、食料や日用品など生活物資の提供を行っている湯の川プリンスホテル渚亭

 湯の川プリンスホテル渚亭(湯川町1、河内昌貴社長)は、ホテルスタッフの家庭で新型コロナウイルスの感染が確認された場合の自宅療養や自宅待機に対応しようと「コロナ対応特別育児有給休暇制度」を新設した。また、昨年2月から自宅療養、待機となったスタッフへの物資提供を始めており、サポート体制の構築を進めている。

 同ホテルでは以前から6歳未満の子どもを養育している場合、年間10日間の育児有給休暇を付与。子どもの急な体調不良での欠勤などに対応してきた。

 今年に入り、新型コロナ変異ウイルス・オミクロン株の流行などで函館でも感染者が急増。中でも幼稚園や小中学校、高校など若年層での感染拡大が顕著となっている。

 ホテルでも子どもを持つ人が働いていることから、コロナへの罹患(りかん)、濃厚接触者となった場合の自宅療養、待機だけでなく、子どもが通う園でコロナ罹患者が出た場合に予防的に登園せず、家庭内保育ができるよう新たな有給休暇制度を整備。18歳未満の子を持つ家庭が対象で、年間15日間の有給休暇を付与する。

 また、ホテルが進める自宅療養、待機のスタッフへの生活物資の提供では、パックご飯や生鮮食品、飲料、アルコール消毒液、トイレットペーパーなどの日用品を自宅に届け、精神的サポートにつなげている。

 河内社長(43)は「罹患者は社会から切り離されたような心細さや孤独感を感じてしまうため、メンタルケアが必要。公的支援だけに頼るのではなく、民間でできることはやって、企業単位で制度に関し議論をしていくべきでは」と話している。

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