彩り鮮やかなおにぎりを紹介するスタッフ

　【北斗】ＪＡ新はこだて（横道重人組合長）は、農産物直売所「あぐりへい屋」（東前）で、道南ブランド米「ふっくりんこ」を使った特製「彩（いろどり）おむすび」を販売して好評だ。地元の旬の食材を混ぜ込んだおにぎりで、見た目がきれいで斬新でおいしいと評判を呼んでいる。

　２月９日の「ふっくりんこ」の日を記念し、同店スタッフがユーチューブで料理番組を視聴するなどしてレシピを考案。ゆかり＆ゴマ、たぬき＆野菜、サケ＆ゴマしょうゆ、アオサ＆小エビ、漬物＆カツオ、ワカメ＆カツオの６種類で、変わり種として卵かけ風味、カリ小梅＆ひろし、アオサおにぎりも。１個８０グラム前後で、毎朝スタッフが手作りする。具材には、ＪＡ女性部の漬物や上磯郡漁協の「海峡わかめ」、知内産のニラなど地元食材をふんだんに使う。

　平日は３種類、土・日曜は６種類を提供。平日は３０個、土・日曜は６０個を並べ、ほぼ完売するという。通常は３個入り３５０円のところ、キャンペーン価格として３月末まで２９０円で販売している。

　ＪＡ大野基幹支店の田山光幸支店長は「価格が安い上、種類が豊富で地元感もあって支持されている。コメ余りが深刻なので、地元で消費を増やすきっかけにしたい」と話している。

　同店の営業は午前９時半～午後３時。月曜定休。問い合わせは同店（０１３８・７７・７７７９）へ。