函館市電1月は前年23%増、2月は前年より下回る見込み【函館】
函館市企業局交通部によると、函館市電の1月の乗客数は前年同月比23%増の30万6332人(確定値)だった。年末年始は利用客増で数字を押し上げたが、中旬から新型コロナウイルス感染者数が急増した影響で減少に転じていて、同部は「2月はさらに厳しく、前年同月を下回りそう」と話している。
昨年は10月に緊急事態宣言が明けた以降、修学旅行や観光客が増加。新型コロナ感染前には及ばないが、10月は35万人、11月も34万人を超え、12月は「はこだてクリスマスファンタジー」などのイベント効果で年間最多の36万人を上回り、例年であれば減少する観光での利用が微増していた。
1月も年末年始の買い出しや初詣、帰省や観光客らで利用が伸び、年明け1週間ほどは好調だったという。しかし「成人の日」(10日)の3連休以降から徐々にコロナ感染者数が増加。感染力の強い「オミクロン株」に置き換わり、市内の感染者は多い時で一日200人を超え、市電の利用も大幅な減少に転じているという。1月末から2月に入っては深刻で「1月中旬以降、回復とはほど遠い状況となっている」(同部)とする。
同部では市民の足を守る観点から、車内の換気の徹底や消毒、乗客へマスク着用を求めるアナウンス、市電の混雑状況などを市のホームページで紹介するなど感染症対策を継続。同部は「安全に利用できるよう努めていきたい」としている。
関連記事
500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】
LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...
焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】
魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...
ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】
フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。 帯広市西18南3の「ワ...
海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】
室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...
思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】
洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3釧路の漫画家吉田さん、「スノウ」配信開始【釧路市】
4道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】