3月2日に道内5カ所で災害支援を考えるフォーラム【函館】
災害時のボランティア活動を支援する道内の連携組織「北の国災害サポートチーム(きたサポ)」は、3月2日午後1時半から、「これからの災害支援を考える北海道フォーラム」を道内5会場で開く。函館では市地域交流まちづくりセンターで開催し、「多様な主体の連携による被災者支援をめざして」をテーマに事例の共有や意見を交わす。
きたサポは2018年9月の胆振東部地震で支援活動を継続した道内の団体が中核となり、19年10月に発足。行政や社会福祉協議会、企業、団体を結ぶ連携組織として活動する。
フォーラムは昨年3月に続いて2回目。函館のほか、札幌、旭川、釧路、室蘭で開催し、各会場をオンラインで結ぶ。前半は胆振東部地震の事例から、連携の効果や課題解決に向けた取り組みを報告。後半は会場別に参加者が意見を交わした後、全体会で報告する。
市地域交流まちづくりセンターの丸藤競センター長は「『私は災害時に活躍できるスキルなんて持ってない』と思っている人も必ず役立つ場面はある。災害はいつ起こるか分からない。防災に関心のある人はもちろん、多くの人に参加してもらいたい」と来場を呼び掛ける。
函館会場の定員は30人。オンライン(定員100人)参加も可能。専用の申し込みフォーム(二次元コード参照)から25日午後5時までに申し込む。問い合わせはNPO法人北海道NPOサポートセンター(011・200・0973)へ。
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