北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

氷の灯 今年は町中に 町民に3千個配布【芽室】

 芽室町観光物産協会(松山博行会長)は13日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止した「氷灯夜2022」で製作していたアイスキャンドルを住民向けに配布し、各所で一斉に点灯させた。各家庭のほか、主催団体の関係者らが芽室市街地の3カ所でキャンドルに火をともした。

公立芽室病院の駐車場に並んだアイスキャンドル

 氷灯夜は1991年に始まったイベントで、芽室公園をアイスキャンドルの光で彩ってきた。今回は新型コロナの感染拡大のため初の中止に。関係者は5日の開催に向け、1カ月前から約3000個のアイスキャンドルを製作するなどし準備を進めていた。用意したキャンドルを有効活用する企画として、今回のキャンドル配布と各所での一斉点灯を企画した。

 この日は午前10時から町内の国道観光倉庫でキャンドル約2000個を無料で配布。その後、町内の7団体で構成する実行委員会(谷口尚広委員長)のメンバーらがJR芽室駅前、公立芽室病院、特別養護老人ホーム芽室けいせい苑にキャンドルを約900個並べた。氷灯夜の会場で予定していたアイスキャンドルの点灯時刻の午後5時に合わせ一斉に点灯させた。

 公立芽室病院では、駐車場でキャンドルを「2022」にかたどって並べ、窓辺から見守る入院患者らの目を楽しませていた。同病院は「入院生活が長く不自由な生活を余儀なくされている人も多い。そうした方に楽しんでもらえる機会として企画してもらい感謝している」と話していた。

 同協会は「コロナ禍の影響で本来予定していた形では開催できなかったが、思いのほか多くの方がアイスキャンドルを持ち帰ってくれるなど反響に驚いた。来年は通常通りの開催ができるよう願っている」としている。

町市街地の中心部に設置されたアイスキャンドルに火をともす実行委員ら

関連記事

十勝毎日新聞

ハピオオリジナルブレンド米を発売 30周年記念【音更】

 JA木野の子会社が運営するスーパー・ハピオは25日から、ブレンド米「羽飛雄(はぴお)」を販売している。30周年記念企画の一環で、2006年から米の取引を続けているJAきたそらちと共同で開発。同...

十勝毎日新聞

野菜生産 首都圏出荷へ 灯油販売業の那須商店【幕別】

 灯油販売業の那須商店(幕別町本町、那須盛章社長)が、早ければ2026年にも農業事業に乗り出す。同町相川地区の農地を借り受けて野菜を生産し、首都圏のプリンスホテルのレストランに提供する計画。1月に...

十勝毎日新聞

シラネアオイ見頃 市野草園が今季オープン【帯広】

 帯広市野草園(緑ケ丘公園内)の今年度の営業が29日、始まった。心地よい風を感じながら、野花の観察を楽しもうと市民らが続々と訪れ、園内を散策。植物と時間を過ごした。  午前10時から行われた開...

函館新聞

はこだてライナーにもコナン! JR北、ラッピング車両を運行【函館】

 JR北海道は27日、函館が舞台となった映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」とタイアップしたプロモーションとして、函館-新函館北斗間のはこだてライナーの1編成に特別ラッピング...

函館新聞

「温泉卵」新名物に 鹿部の道の駅で販売開始【鹿部】

 【鹿部】道の駅しかべ間歇泉(かんけつせん)公園で27日、園内の間歇泉から噴き出た源泉を利用した、温泉卵の販売が始まった。  温泉地として知られる同地では、これまで蒸し釜を使った蒸し卵の提供は行...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス