実物のトーチを持って記念撮影することもできる

二次元コード

　【乙部】町教委は、１９７２年の札幌冬期五輪開催から５０年を記念した企画展「乙部の街を駆け抜けた５２人の聖火ランナー～５０年前のスピードスケート競技場の空気を感じる」を町公民館ロビーで開催している。２８日まで。

　北京五輪開催に合わせて実施。札幌五輪を振り返り、開催中の北京五輪に出場している日本選手団にエールを送る。

　会場では、２０１８年に同所で開催した企画展「乙部の町を駆け抜けた聖火隊」で展示した、５０年前に乙部町内で使用した聖火リレーのトーチとランナーのジャージ、記念メダルなどをそろえ、札幌五輪スピードスケート種目の審判員ウェアなども展示。今回、新たに聖火リレーのスタッフウェアも出展し、掲示した写真とともに当時を振り返る。

　来場者は、会場隣の町教委事務局に申し出ることで実物のトーチを持って記念撮影が可能。新型コロナウイルスの影響を考慮し、来場を控えたい人に向けて展示内容をインターネット上＝二次元コード参照＝に公開している。

　入場無料。平日は午前８時半～午後５時、土日は午前１０時～午後５時。祝日は休み。