法人化が認証された洞爺湖有珠火山マイスターネットワークの活動

減災教育、情報交換進めたい

　洞爺湖周辺の自治体を中心に減災教育活動などに取り組んでいる、洞爺湖有珠火山マイスターネットワーク（阿部秀彦代表）のＮＰＯ法人化申請が１月下旬、北海道の認証を受けた。

　同ネットワークは、胆振総合振興局独自事業のご当地検定、洞爺湖有珠火山マイスターの資格保有者で構成されている。社会的信頼性を上げ、減災教育活動の幅を広げるため、昨年から法人化の準備を開始。今年１月４日に申請書を道に提出していた。

　認証されたのに伴い、登記に向けた手続きを現在進めている。事務所は、壮瞥町の「湖畔の宿　洞爺かわなみ」に置く予定という。

　阿部代表は「今後はさらに地元の減災教育に力を入れ、減災活動団体や研究機関などとの交流、情報交換を進めていきたい」と話している。