己書講座で丸みのあるメッセージを仕上げていく参加者

　登別市社会福祉協議会が運営する地域活動支援センター（片倉町）で、己書講座が行われ、参加者が自由な筆遣いで丸みのあるメッセージを仕上げた。

　己書は、筆ペンで丸みのある文字やイラストなどを用いて、絵を描くように記す書体。市内外で己書の道場を開いている兼子孝子さんが講師を務めた。新型コロナ感染予防を徹底して行った。

　参加者たちは「あいうえお」「かきくけこ」の文字の練習からスタート。文字の一部を黒丸で表現したりと、独特の書き方に戸惑いながらも、己書のコツを学んだ。はがきに「ありがとう」などの言葉を記し、メッセージカードにもぴったりの作品を完成させていた。

　同センターでは、身体、精神、療育の障害者手帳を所有している人の参加者を募っている。問い合わせは同センター、電話０１４３・８８局０８６０番へ。