北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

函館新聞

道縦貫道オオヌマトンネル、22年度にも本坑工事に着手【七飯】

工事の進むオオヌマトンネル(仮称)避難坑(提供)

 【七飯】道開発局は、北海道縦貫自動車道(道縦貫道)の七飯インターチェンジ(IC)―大沼公園IC間のオオヌマトンネル(仮称、約7キロ)について、2017年度から工事中の避難坑の開通を待たず、車道部分に当たる本坑の工事に着手する。22年度にも本坑工事を発注し、早期開通を目指す。

 オオヌマトンネルは道路用トンネルとしては道内最長で、トンネル内火災などの災害時の避難路として避難坑を設ける。付近には蓴菜(じゅんさい)沼をはじめとする大小の湖沼があり、地盤が非常に悪い木地挽山(きじひきやま)を貫通するため、難工事が予想されたことから、25年までの間に水抜きを兼ねて避難坑を開通させて地質を詳しく調べ、結果を受けて本坑に着手する計画だった。

 道開発局函館開発建設部は「慎重に掘り進めていたが、想定以上に順調に工事が進んだ」とし、道縦貫自動車道建設促進道南地方期成会をはじめ、早期開通を求める地元の声も踏まえ、本坑と避難坑を並行して掘り進め、早期の開通を目指す方針。

 七飯IC―大沼公園IC間は2015年度に着工し、全長は約10キロ(トンネル部分は約7キロ)。国と道が工事費用を負担する新直轄方式で事業を進め、暫定2車線での供用を予定する。大沼公園ICまで開通済みの道央自動車道(道央道)とつながり、道央圏とのアクセスの向上が期待される。

 17日に召集された通常国会に提出された今年度の国の一般会計予算案には、複数年にわたる国庫債務負担行為として「地域連携道路事業費」にオオヌマトンネルほか、道開発局の道路事業53項目が盛り込まれた。うち22年度分は112億円で、オオヌマトンネルにはその一部が活用される。

関連記事

十勝毎日新聞

500機ドローン Xマス彩る 道の駅で道内最大級ショー【上士幌】

 LEDを搭載したドローン500機が冬の夜空を彩る、「かみしほろクリスマスドローンショー2024」(上士幌町ドローンコンテンツ実行委員会主催)が12月21~25日、上士幌町内の道の駅かみしほろで...

十勝毎日新聞

焼き魚をテークアウトで 移動販売「えぞ吉」が専門店開業【帯広】

 魚の移動販売が人気だった「えぞ吉」(樽美拓哉代表)は22日、帯広市西21南2に「魚の炭火焼き専門店えぞ吉」を開業する。自家製の干し魚を浦幌木炭で「じっくり丁寧に焼いた」(樽美代表)商品などをテー...

十勝毎日新聞

ボージョレ解禁 コクある出来 十勝ワイン新酒もきょうから【帯広】

 フランスのボージョレ地区で、その年に収穫したブドウを醸造したワイン「ボージョレ・ヌーボー」の販売が、21日午前0時に解禁された。十勝管内の酒販店にも早速並んでいる。  帯広市西18南3の「ワ...

室蘭民報

海中転落、迅速救助に 室蘭海保、2消防と潜水訓練【室蘭】

 室蘭海上保安部は18日、室蘭港南防波堤付近の海域で、室蘭と登別の両市消防本部との合同潜水訓練を実施した。車両転落などを想定した要救助者の捜索と救助を通して、万が一の際の手順や連携を確認した。 ...

室蘭民報

思い出、ドアと一緒に 洞爺湖温泉観光協会、記念撮影用に設置【洞爺湖】

 洞爺湖観光を楽しんでもらおうと、洞爺湖町の洞爺湖温泉観光協会(大西英生会長)は、湖周辺に記念撮影用の開き戸「TOYA DOORS」を設置した。同協会は「フォトスポットとして、ぜひ活用して」とP...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス