過去2番目の販売金額に【新冠】
【新冠】全道一の生産量を誇る町特産の「にいかっぷピーマン」本年度の販売金額が、初めて10億円台を突破した前年より1億3410万1844円減少し、9億8217万9313円の販売金額となった。
町内のピーマン生産は、水稲転作に伴う補完作物として1984年(昭和59年)に生産農家2戸が導入。「にいかっぷピーマン」のブランド名で、徐々に生産戸数や作付面積を増やし、2002年に初めて販売額が3億円台に。以降、3億円台規模を販売してきたが、面積の増加や販売単価の上昇により、14年に5億円台、15年に6億円台と右肩上がりとなり、近年は売り上げを大幅に伸ばし、町の主力農産物となっている。
今年は、46戸(前年比1戸減)が作付けし、面積は24・8㌶(同1・2㌶増)のハウスで栽培、共選・個別を含めて5月17日から11月19日まで2380・5㌧(同225・6㌧増)を出荷した。
昨年は、道外の産地の生産量が天候などにより減少したため、販売単価は過去最高の1㌔518円だったが、今年は平年並みに落ち着いた1㌔416円となり過去2番目の販売額となった。
道内産ピーマン出荷実績(ホクレン扱い)では、産地別で毎年約60%のシェアを占めている。昨年6月5日に特許庁の地域団体商標に登録され、梱包されたピーマンは、道内市場や関東、中京、関西方面に送られている。
農協の畠山拓也農産課長は、「今年の新冠産ピーマンは天候に恵まれ順調に育ち生産量は増加した。来年も、全道一の量と質を維持できるよう努力していきたい」と話していた。
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