受賞企業に賞状伝達 優良土産品推奨会表彰式【函館】
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優良土産品推奨会の受賞企業の関係者ら
「第68回函館圏優良土産品推奨会」(実行委主催)の表彰式が4月26日、函館市内のホテルで開かれ、実行委の宮本正会長が受賞企業に賞状を手渡した。
新たな観光土産品の育成や発掘に寄与しようと毎年開催。今年は道南の25事業所から農水産51点、菓子24点、民工芸品3点の計78点の出品があり、審査を経て受賞商品15点を選出。最高賞の函館市長賞には山大(同市西桔梗町、小林大作社長)の「天然函館真昆布だし『一』(いち)」とカドウフーズ(同市追分町、嘉堂聖也社長)の「カボチャの雪んこプリン」の2品を選んだ。
山大の天然函館真昆布だし「一」は函館南茅部地区白口浜でとれる希少な天然マコンブを原料に使用した液体調味料で昨年11月に発売。カツオ節エキスなども配合し、上品なだし汁として活用できる。同社の鈴木元製造販売部長は「名誉ある賞で光栄。今後も函館の食材を使った商品開発を通じ、地元を盛り上げ活性化につなげたい」と意欲を見せた。
カドウフーズのカボチャの雪んこプリンは同社のレンガ倉庫で熟成させ、甘みを増した厚沢部産のカボチャ・雪化粧を使用。手作業で丁寧に裏ごしし、なめらかな食感に仕上げた。同じく厚沢部産のサツマイモ・黄金千貫を使った「北海道のちいさい焼いも」は今回奨励賞に輝き、ダブル受賞となった。同社総務部の沢出明子さんは「受賞はうれしい。今後もおいしく喜んでもらえる菓子作りに励みたい」と笑顔で話した。
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