イトーヨーカドー、最後のGW 家族向けイベント盛りだくさん【帯広】
6月末で閉店する「イトーヨーカドー帯広店」(市稲田町南8線、笠井哲郎店長)では、最後となるゴールデンウイーク(GW)を盛り上げようと、各種イベントなどを計画している。閉店を惜しみ、来店者も増えるとみており、笠井店長は「長年のご愛顧に感謝。家族で楽しめる企画をそろえた」と張り切っている。
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イベントをアピールする笠井店長(左)ら
イベントは5月5日が中心。全国的に展開する「ちびっこ縁日」を同日に行う。輪投げやヨーヨー釣り、ボールすくいが柱。同日午前10時~正午は1階正面入り口店頭で消防車など働く車と記念撮影できる。
同3~6日は「キッチンカーうまいものまつり」を開催する。同時に、同店テナントの一つを運営する「Entertainment Effecters」(音更町)が、「ふわふわで遊ぼう」を展開。滑り台など複数のエア遊具を用意する(有料)。
また、専門店街(テナント)では27日~5月6日、プレゼントセールとして、指定商品を特価販売するほか、専門店街で1000円以上購入者は1枚応募券がもらえ、抽選で落語招待券や毛ガニなどが当たる。
今年に入り、直営の一部商品を適宜、特価で販売するなどしている。食品を除くと、売り上げは計画比、前年実績ともプラスで推移しているとする。
イトーヨーカドー帯広店は1975年、市内中心部に道内初出店。98年、現店舗に移転した。運営するイトーヨーカ堂(東京)の親会社セブン&アイ・ホールディングス(同)による経営効率化などの一環で、食品や家庭雑貨など直営部分を閉店し、十勝から撤退する。ただ、施設オーナーの日本甜菜製糖(同)は、営業維持の方針を示しており、ダイイチ(帯広)の出店が打ち出されている。
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