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函館新聞

鳴海さん、今年もコンブ使ったしめ飾りづくり【福島】

湊さんに完成したしめ飾りを手渡す鳴海さん(左)

 【福島】町日向の鉄工所経営、鳴海健児さん(82)の町特産のコンブを使ったしめ飾りが完成し、配布が始まった。11月から連日深夜まで作業し、今年は約100点を制作した。

 鳴海さんは地場産品のコンブなどを用い、北前船や毎年の干支(えと)などの工芸品を作り続けている。今年は町内の偉人などを紹介する歴史図書「ふくしま歴史物語」の横断幕フレームを製作し、町福祉センター(町三岳)に寄贈した。

 昔は、各家庭でしめ飾りを作っていた風習を大事にしたいという思いで2007年から作り始め、今年で15年目。完成品は知人や周辺に配布し、贈り先を考えてデザインも変えることから毎年楽しみにしている人も多い。鳴海さんは「今年も新型コロナウイルスの収束を願い、心をこめて製作した」と話す。

 6日には福島商業高校を訪れ、完成したしめ飾りを手渡した。同校では来年度から総合探究の授業で昆布細工を題材とする予定で鳴海さんに相談していたところ、しめ飾りづくりの活動を知り、共同で製作することになった。

 しめ飾りには、商業クラブの湊由季さん(16)が考案した「地域を再発見、未来を担う人材育成」というメッセージ付きの飾りを配置。湊さんは「全国募集で学校が活性化してほしい」と思いを込めた。鳴海さんは「生徒たちが町の歴史・文化を知るきっかけになれば」と笑顔で話した。

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