「海の見える」六花亭 函館漁火通店オープン【函館】
六花亭製菓(帯広市、佐藤哲也社長)は1日、函館市内で2店舗目となる「六花亭漁火通店」(金堀町9)をオープンした。店舗は2階建てで、1階に菓子商品の販売スペース、2階に喫茶室を構える。海岸沿いの好立地を生かし、海の景色とともに食事を楽しめる新店舗となった。
市内では2004年にオープンした五稜郭店(五稜郭町27)に次ぐ2店舗目で道内では20店舗目。同店舗をプロデュースする六花亭食文化研究所の小田豊所長が、昨年2月に函館の大森浜の海岸を訪れたことがきっかけとなり、かねてより構想にあった「海の見える店」をコンセプトに計画した。
地元客が日常的に使えるカフェを目指し、窓から海が望める2階喫茶室は42席を用意した。同店限定のポロシリカレーやテールシチューといった洋食に加え、パンケーキをはじめとしたスイーツなど約20種類を提供する。
1階ではマルセイバターサンド、大平原など菓子約150種類を販売。オープン初日は開店直後から多くの市民が訪れ、にぎわっていた。
同社の佐藤陽介函館エリアマネージャは「新店舗が市民の生活の一部になれば。喫茶室では海の景色を楽しみながらゆっくりと過ごしてほしい」と話していた。営業時間は午前10時~午後6時、喫茶室は午前11時~午後4時半(午後4時ラストオーダー)。
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