わかりやすい日本語【浦河】
浦河地域おこし協力隊の髙畠敦子さん主催の「外国人が暮らし、訪れやすいまちづくりセミナー~『やさしい日本語』の可能性~」が11月25日夜、町総合文化会館で開かれ、約30人の町民が参加して外国人とのコミュニケーション方法を学んだ。
「やさしい日本語」は外国人にわかりやすいように曖昧表現や擬音を使わないといった配慮した日本語を推進する取り組み。外国人に特化した難しい日本語を分かりやすい日本語にしたもの。1995年に発生した阪神淡路大震災の際に、難しい表現での放送がされ、たくさんの外国人に避難情報が届かなかったケースもある。
この日は、現在浦河町に292人の外国人がいることなどの講話「浦河町について~外国人労働者に焦点を当てて~」を町役場企画課の若林寛之企画統計係長が行ったあと、美唄市の地域おこし協力隊のジェイムズ・マッキンタイアさんが「やさしい日本語の可能性」をテーマに講演。
ジェイムズさんは、外国人と話すときは「ハサミの法則」を用いて外国人とコミュニケーションを取るとよいとして①はっきり言う②さいごまで言う③みじかく言う―の3点を挙げた。例として「立入禁止」を「入らないでください」や「休日」を「休みの日」、「マスク着用をお願いします」を「マスクをしてください」など。
さらに美唄市が取り組んでいる講演会ややさしい日本語とやさしい英語の缶バッチ作成、外国人との交流会を紹介した。
最後に町地域おこし協力隊の髙畠さんは「やさしい日本語を使って、町にいる外国人と仲良く暮らしていきたい」と話した。
関連記事
餌付けやめて 対策強化 緑ケ丘公園、管理者「条例を」【帯広】
帯広市内の緑ケ丘公園内に生息する野生動物に対する餌付けが、けがや感染症を引き起こす恐れがあることから、同公園を管理する「みどりと花のセンター」(緑ケ丘2)は来園者に餌付けのリスクを周知するなどの...
夫婦の門出に優しい光 北海道ホテルイルミ点灯式【帯広】
帯広市内の北海道ホテル(西7南19)で23日、この時期恒例のイルミネーションの点灯が始まった。優しい明かりが辺りを包み込み、幻想的な雰囲気を演出している。 約2万個のLED(発光ダイオード...
新機材使い車から救出 市消防団29人が訓練 大規模災害想定【帯広】
帯広市消防団(宮坂寿文団長)は24日、帯広消防署柏林台出張所に12分団の代表者29人を集め、大規模災害想定訓練を実施した。団員らは万が一に備え、署員の指導に耳を傾けながら訓練に精を出した。 ...
遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】
遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...
GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..
函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】