北海道地区団体準優勝【新ひだか】
【新ひだか】「書の甲子園」で知られる第30回国際高校生選抜書展(毎日新聞社、毎日書道会主催)の審査結果が25日発表され、静内高校(坪井克彦校長、生徒466人)が北海道地区団体の準優勝を獲得した。
国内のほか、多くの国・地域から1万1368点(国内1万1052点、海外316点)の応募の中、北海道地区(58校、1215点)から22人が入賞、198人が入選。静内は北海道地区の団体準優勝を獲得し、個人部門では大賞1人、準大賞1人、秀作賞1人、入選11人の計14人が入賞を果たした。
個人部門で田村帆香(ほのか)さん(3年)が大賞、出井隆介さん(3年)が準大賞、藤田知里さん(2年)が秀作賞、鈴木ひかりさん、川上さくらさん、種田香澄さん、石丸陽菜(はるな)さん、土田柚月(ゆずき)さん、谷実優(みひろ)さん、森未幸さん(以上3年)、藤川美咲さん、青木七瀬さん(以上2年)、江田楓さん、結城音彩(のあ)さん(以上1年)が入選した。
個人部門の大賞を獲得した田村さんは「昨年大きい賞に選ばれた作品を参考に、自分の弱みを見つけ練習を重ねてきた。周りの仲間や先生の助けがあり、賞を取ることができた。3年間の集大成として結果を残せてうれしい」、準大賞の出井さんは「名誉ある賞をいただきうれしい。顧問の先生や部員の支えがあってこその賞であり、自分も成長できたと感じている。皆さんに感謝したい」、秀作賞の藤田さんは「とてもうれしい。次は、文部科学大臣賞を目指して努力したい」とそれぞれ喜んでいた。
部員20人を指導した横山晃秀教諭は「これまで地域のイベントで書道パフォーマンスを披露したり、町の広報誌で書道部の活動を紹介していただいたことが部員の励みになった。地域の方々のご支援に心から感謝したい」と話した。
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