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函館新聞

浅水さん全国大会へ フラワー装飾で日本一目指す【函館】

賞状と銀メダルを持ち全国出場決定を喜ぶ浅水さん。左はブライダルブーケの作品

 函館市昭和2の浅水フラワーガーデン(浅水春雄社長)のフローリスト、浅水宏文さん(38)が、14日に札幌市で開かれた第30回全北海道技能競技大会のフラワー装飾部門で2位に輝き、全国大会(第32回技能グランプリ)への出場を決めた。フラワー装飾1級技能士有資格者しか出られない大会で、道南から全国へ進むのは2005年以来という。浅水さんは「全国に出るからには、優勝を目指し頑張る」と意欲を新たにしている。

 大会は、道職業能力開発協会と道フラワー装飾技能士会の主催で、フラワー装飾部門には8人が出場。1、2位を道代表として2024年2月または3月に開催予定の第32回技能グランプリに派遣する。浅水さんは19年10月にフラワー装飾1級技能士に合格し、道大会に1度出場したが入賞を逃しており、今回2度目の挑戦で見事リベンジを果たした。

 今回のテーマは「『和』花で魅せる癒しの空間」で、ブーケ(和装用ブライダルブーケ)とディスプレイ(癒される空間装飾)の2課題について、テーマに沿った作品を60分以内に完成させる。1カ月前までに使用花材やテーマなどの競技要項を発表、当日は5人が審査した。

 支給された花材は16種類、資材は7種類で、浅水さんはアンスリュームやピンポンマム、カーネーション、オンシジューム、モカラ、利休草、ワックスフラワー、ミスカンサス、椿、レモンリーフを使ったブーケを完成。ディスプレイは全ての花材と資材を駆使して仕上げた。

 浅水さんは毎週水曜、かざ車フラワーデザインスクール(市日吉町4)に通い、主宰する高崎宏美さんからデザインや花の魅力の生かし方を学んでいる。店での仕事が終わった後に3時間みっちり指導を受け、高崎さんから「2回目で全国に行けるのは大したもの」と祝福を受けた。浅水さんは「普段、花の扱い方やデザインなどを父と母から教わっているので、親孝行できた」と振り返る。

 全国も事前にテーマなどが発表される予定で、浅水さんは「花に関する知識や技術など基礎的な能力を底上げしたい。道大会では自分の甘さがはっきり見えたので、改善した上で全国に臨みたい」と意気込んでいる。

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