サケフレークづくり【浦河】
浦河町立荻伏小(金沢覚校長)の3、4年生19人が16日、生涯学習事業で前浜で水揚げした秋サケを材料にフレーク作りを体験した。
サケフレークづくり体験は、町や日高中央漁協、日高水産技術普及指導所で構成する浦河町栽培漁業研究会(荒弘明会長)が、荻伏小の児童を対象に毎年実施している。対象は3年生だが、昨年は新型コロナの影響で中止したことから4年生も参加した。
事前に荻伏地区のカネヤス太洋漁業、古森漁業、共同小定置がサケ約20匹を提供し、漁協職員が三枚おろしにして準備。町産業課職員2人や同漁協荻伏支所共済指導部共済指導係の岩間吾斗係長がサポートした。
児童たちは1グループ4~5人に分かれ、下ごしらえされていたサケの切り身を手でほぐしながら皮や小骨、血合いを丁寧に取り除き、脱水器を使ってしっかり水気をとった。
続いて調味料、塩、油の量を計算しながら味付けしたあと、こげないようにかき混ぜながら煎って熱をさましたあと、人数分の袋詰めを行い、手作りフレ ークを完成させた。
4年生の寺屋実沙さん(10)、藤原すなおさん(同)、鈴木寛矢(ともや)君は「切り身をほぐす時や骨を取るのが大変だった。少し味見してみたら香ばしく塩加減もよくておいしかった」とそれぞれ喜んでいた。
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