過去最高の発売額522億円【日高】
【日高】門別競馬場で4月14日に開幕したホッカイドウ競馬は4日、本年度の全日程を終了し閉幕した。15開催82日間の発売総額は、計画額376億448万円を大きく上回る522億9969万2000円となり、昨年(開催数と日数は同)の520億448万6000円を更新し、2回目の500億円突破により過去最高額となった。
今年は濃霧により3レースが中止。また、新型コロナウイルスの影響で、場外発売所の一部で休業や時短営業を実施し、門別競馬場でも無観客開催や入場制限を執行したが、インターネットの馬券販売が全体の95%を超えたため、史上最高売上につながった。
10月26日から最終日4日までの第15回開催では、49億9177万1350円の発売金額となり、ホッカイドウ競馬一開催のレコード記録を更新した。うちJBC2歳優駿の売上げは9億7058万5800円。
今年の発売内訳は、インターネット・電話が全体の95・15%を占める497億6545万円。計画対比139・1%。
レース数は973レース(前年954レース)、出走頭数は9393頭(同8976頭)だった。
本年度の最終収支は、今後の門別競馬場やAibaでの中央競馬や道外地方競馬、ばんえい競馬の馬券発売の手数料収入も加算されるため、来春に確定する。
昨シーズンは新型コロナの影響で無観客開催、イベントも全て中止となった。今年も新型コロナの影響で無観客開催や入場制限もあったが、競馬ファンの増加や競馬人気はさらに高まりを見せている。来年も門別競馬場で、競走馬たちの白熱したレースを間近で楽しめることを期待したい。
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