道の駅ランキング3部門で1位【厚岸】
北海道開発局は4日、「道の駅」スタンプラリー2020の完走者が選んだ部門別ランキングを発表し、厚岸グルメパーク(厚岸町)が3部門で1位となった。摩周温泉(弟子屈町)や阿寒丹頂の里(釧路市)、しらぬか恋問(白糠町)も上位に選ばれ、釧路、根室管内の道の駅が高く評価された。
道の駅スタンプラリー完走者とは、道内125駅のうち100駅以上のスタンプを期間内に押した人。2020年度のスタンプラリー参加者は、新型コロナウイルスの影響で例年より1万人ほど少ない3万1223人だったが、完走者は過去5年で2番目に多い2839人にのぼった。
ランキングは完走者が応募したアンケートを集計し、8部門で発表した。厚岸グルメパークは、「ゆっくり休憩できたと感じた」「長時間滞在したい」「いちおしのおいしいもの、、」で1位。「再度訪れたい」で2位、「家族で訪れたい(子どもや高齢者にやさしい)」で8位となった。
おいしいもの、、では厚岸特産のカキが3年連続1位で、高台から厚岸湾の景色を楽しみながらカキを満喫できるロケーションや、コロナ対策と併せてゆっくりくつろげるスペースづくりをするため屋外にイスやテーブルを増設した点などが評価された。
加藤裕之支配人は「高評価は大変うれしく、従業員一同今後の励みになる。カキをはじめウイスキーなど地元特産をぶれずに提供し、さらに上を目指したい」と話した。
このほか、「道路や地域に関する情報提供が充実していたと感じた」で摩周温泉が5位、知床・らうすが8位。「ゆっくり休憩できたと感じた」で摩周温泉が2位。「長時間滞在したい」で6位。「再度訪れたい」で知床・らうすが9位。「冬に訪れたい」で阿寒丹頂の里が7位。「いちおしの``おいしいもの、、」でしらぬか恋問の豚丼が9位に選ばれた。
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