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十勝毎日新聞

「漢方生薬の王様」でお茶 初ブランド商品【帯広】

陸別町産のキバナオウギ葉を使ったお茶をPRする栂安さん

 地元食材を使った健康料理を提供する帯広市内の「ノブキッチンカフェ」(西9南9、栂安信子代表)は、陸別町産のキバナオウギ葉を100%使用したお茶「わたしをめぐるおうぎ葉茶」を発売した。ノブキッチンカフェブランドとして初の商品。栂安代表は「体が温まり、気力をアップさせると実感している。だからこそ自信を持って薦められる」と力を込める。

 栂安さんは3年前に北見市で開かれたイベント「地域を彩る食物語」で、陸別町の地域おこし協力隊だった日向優さん(38)と知り合った。日向さんが出品していたキバナオウギ葉のお茶の試作品を気に入り、活動を応援してきた。

 日向さんは協力隊時代にお茶を商品化。協力隊の任期を終え、2月に町内で起業し、ノブキッチンカフェブランドとしてのお茶の発売を栂安代表に打診した。商品化に向け、栂安代表は8月にベジタブル漢方アドバイザーの資格を取得した。

 オウギは中国で「漢方生薬の王様」と呼ばれてきた。漢方事典では「気を補い、気を上昇させて体を元気にする」と紹介されている。お茶は香ばしさとすっきりした飲み口が特徴となっている。

 1袋(5パック入り)680円。ノブキッチンカフェ、とかち帯広空港で販売しているほか、同カフェでも提供している。カフェの営業は午前11時半~午後5時(ランチの提供は月・水・金曜)。日曜・祝日定休。

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