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函館新聞

大谷短大・高校生と函本が交通事故防止の反射材開発へ【函館】

反射材の商品開発を目指すプロジェクトメンバー(前列左から2、3人目と後列の4人)ら

 日没が早い時期に増加傾向にある、歩行者が巻き込まれる交通事故を防ごうと、道警函館方面本部と函館大谷短期大学、函館大谷高校の学生や生徒らでつくるプロジェクトチームがこのほど、発足した。警察と地域の教育機関が連携して交通事故防止に係る商品開発は道内初の試み。若者のアイデアで全世代に装着してもらえる反射材の商品化を目指す。

 チーム名は「夜景と共にきらめき隊」。函館山からの夜景と反射材の光をかけて命名され、同高校生徒6人、同短大学生4人の計10人のほか、アドバイザーとして市市民部交通安全課と交通安全用品の製造販売を専門に扱う2社で構成。若者の視点と発想で若年層の装着率アップと全世代への普及を図るのが狙いだ。

 同校で任命式が行われ、チームを代表して土谷玲愛(れみ)さん(短大2年)と土井香葉(ここは)さん(高校3年)に同本部交通課の村中俊治課長から任命書が交付された。土谷さんは「普段から車を運転するが歩行者が見えないこともある。反射材の力で事故を減らしたい」、土井さんは「反射材をつけて事故を減らし、みんながルールを守り楽しく暮らせる函館にしたい」と意気込みを語った。

 オリエンテーションも行い、反射材の機能や重要性についてメンバー全員で共有した。チームは今後、月1回程度同校で企画会議を開き、商品化に向け議論を重ねる。

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