浦河警察署（佃正広署長）は26日、浦河町役場で町交通安全推進協議会（会長、池田拓町長）へ感謝状を贈呈した。

　感謝状は10月12日に浦河町が「交通事故死ゼロ１０００日」を達成しており、その背景には同協議会が、高齢者を対象にしたサポカー体験や昆布漁船に交通安全旗の取付、新入学児童へ交通事故防止啓発などの効果が極めて大きく、これまでの活動をたたえるもの。

　佃署長から感謝状が手渡された池田町長は「会員や町民の方々が交通安全運動に取り組んでいるので、１０００日達成できたのは町民のおかげ。これから２０００日、３０００日を目指していきたい」と話していた。

　浦河署は感謝状贈呈後、特に夕暮れ時間の事故が増加傾向にあるため、同署前で佃署長ら署員13人と町役場町民課３人の合同で交通安全旗の波運動を実施。また、同時刻ごろ東栄地区でも同様に署員や東栄地区自治会、町交通安全協会から20人が参加した交通安全旗の波啓発が行われた。

佃署長（右）から感謝状が贈られた池田町長