北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

アウトドアとアイヌ文化「共生」 デスティネーション十勝・ウポポ保存会が連携【帯広】

 アウトドア観光事業を展開するデスティネーション十勝(帯広市、後藤健市社長)が、アウトドアとアイヌ文化がコラボレーションしたコンテンツ造成を進めている。来年度には商品化を予定しており、新たな価値創造によって、十勝への誘客促進を図る。

PR動画の撮影に臨む帯広カムイトウウポポ保存会のメンバーたち

 同社はアウトドアと地域資源を掛け合わせた旅行商品づくりを行っており、観光庁の「地域の観光資源の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業」に採択された。アウトドアと学習、サウナ、文化などを掛け合わせたコンテンツづくりに取り組んでいる。事業費は約1100万円。

 今回の事業では、アイヌ文化振興拠点「ウポポイ(民族共生象徴空間)」(胆振管内白老町)が昨年オープンするなど、アイヌ文化への注目が集まっている点に着目。台湾の富裕層をターゲットとして、帯広カムイトウウポポ保存会と連携してコンテンツ造成を行っている。

 商品ではアイヌ古式舞踊を観光客に披露する。ナレーションを入れたり、たき火やたいまつをたいたりして、演出や情景づくりにも力を入れる。

 9日には音更町内のひだまりの森(町東和東2線)にデスティネーション十勝や保存会のメンバーらが集まり、古式舞踊のPR動画を撮影した。

 デスティネーション十勝の中村真也統括マネジャーは「アウトドアとアイヌ文化を掛け合わせることで、十勝の価値をさらに高めていきたい」と話していた。

関連記事

函館新聞

こいのぼり150匹風に泳ぐ 函館・湯の沢神社【函館】

 5日は「こどもの日」―。函館市滝沢町の湯の沢神社では、今年も約150匹のこいのぼりが風に泳ぎ、多くの親子連れらを楽しませている。5日まで。  同神社総代の建設業、西尾次雄さん(76)が201...

函館新聞

笑顔あふれる人形が歓迎 宮竹さん8日から6年ぶり作品展【函館】

 旭川在住の人形作家、宮竹真澄さん(74)による作品展「心のふる里人形展」が8日から函館市地域交流まちづくりセンターで開かれる。函館では2018年以来通算4回目。近作を含む50作品(150体)の...

釧路新聞

霧多布のラッコ 切手に 片岡さん撮影、親子ほのぼの【浜中】

 【浜中】霧多布岬周辺に生息する野生のラッコの親子を捉えたオリジナルフレーム切手が、日本郵便北海道支社から発売された。昨年に販売し好評だったことから今年もデザインを変えて販売したもので、今回も...

釧路新聞

遅咲き桜とサイロ映える 明治公園でライトアップと投影【根室】

 【根室】日本一遅咲きのサクラと赤れんがサイロのライトアップイベントが3日、明治公園で始まった。根室のサクラ開花はまだ先とされるが、初日と2日目はサイロをキャンバスにした初のプロジェクションマ...

苫小牧民報

穂別で「つつじとアスパラの春まつり」 花とイベント 来場者楽しむ むかわ

ほべつ道民の森・つつじとアスパラの春まつり(同実行委員会主催)がゴールデンウイーク(GW)後半の3、4両日、むかわ町のほべつ道民の森で開かれた。町民を中心に多くの人が来場し、開花したツツジを観賞し...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス