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函館新聞

寒さで甘みがぎゅっ 安川農園でベビーリーフすくすく【函館】

ベビーリーフの生育状況を見る安川さん

 一年で最も寒い「大寒」(20日)を前に、函館市亀田港町の安川農園(安川満江代表)の無加温ビニールハウスで、寒さで甘みが増す「寒締めベビーリーフ」がすくすくと育っている。濃い緑や茶、黄緑などの新芽が伸び、2月に入ると本格的な収穫が始まる。

 安川さん(61)は、市内昭和町のハウス1棟でルッコラやシュンギク、ホウレンソウ、ケール、水菜、ターサイなど計17種類を栽培。幅1メートル×長さ30メートルの畝が2本あり、昨年11月上旬に種をまき、2月からは週に1回のペースで収穫する。晴れた日はハウスの側面を開けて寒気にさらすが、今冬は朝晩の冷え込みが平年より厳しく、適度に雪も降るため、ハウスを開けずとも寒さで糖度やビタミンが高まっているという。

 収穫後は、さまざまな葉の特徴を楽しんでもらうためブレンド、計量し個包装して出荷する。

 ベビーリーフの栽培は今冬で11シーズン目で、臨時職員として働いていた道総研道南農試(北斗市)で技術を教わった。道南で本格出荷をする農家は珍しい。冬季の道産野菜として重宝されており、札幌からも注文が来るという。

 安川さんは「今季は、昨秋の播種(はしゅ)遅れや寒さの影響で、生育が遅れ気味。まだ小さいが、甘くておいしい。きれいに水洗いし、サラダで味わってほしい。ベビーリーフがあると料理が引き立ち、ビタミン補給にもなる」と話す。

 2月から日曜限定で自宅倉庫(昭和町)で1パック30グラム入り150円で直売し、中島廉売内の川崎青果店でも扱う予定。

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