鬼まつりの開催をＰＲする登別商議所の職員

　赤鬼、青鬼に扮した「元鬼（げんき）ふりまき隊（豆まき隊）」が登別市内を練り歩き、市民の無病息災・家内安全・商売繁盛を願う「２０２５鬼まつり」（同実行委員会主催）が２月１日に行われる。

　節分（２日）にちなんだ人気イベントで、昨年４年ぶりに開催して冬の登別を盛り上げた。今年も幌別・鷲別、登別の３地区に分かれ、太鼓や笛などを鳴らしながら市内の商業施設、飲食店を中心に巡る。

　幌別・鷲別地区では、午前中に保育所や介護施設を訪問。午後１時に登別中央ショッピングセンターアーニス（中央町）、３時からはイオン登別店（若山町）で和太鼓演奏、湯鬼神（ゆきじん）演舞、豆まきを行う。

　３時４０分にマックスバリュ登別店（富岸町）、４時２０分にキャンドル点灯イベントが行われる若草中央公園（若草町）を練り歩き、７時から両地区の飲食店を巡る。

　登別地区は午前１１時に市観光交流センターヌプル（登別港町）で南京玉すだれ、豆まきなどを行い、午後１時から同地区の商店街、７時から飲食店を練り歩く。

　同隊では、縁起物の元鬼札を５００円、元鬼升を千円でそれぞれ販売する。併せて、翌年の鬼まつり運営資金の寄付も受け付けており、寄付者には元鬼玉を贈る。

　実行委事務局の登別商工会議所では「いろんな方の協力でイベントができているので感謝している。今年も鬼がたくさんいるので楽しんでもらえたら」とＰＲしている。

　問い合わせは同会議所、電話０１４３・８５・４１１１へ。

４年ぶりに行われ、盛況だった昨年の鬼まつり＝１月２７日、アーニス