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日高報知新聞

“ちょー気持ちいい”人生に 84人出席し浦河町二十歳の集い【浦河】

華やかな振り袖やスーツ姿で記念撮影する二十歳の若者たち=浦河町=

 浦河町と町教委主催の「二十歳の集い」が7日、総合文化会館で開かれ、町外を含め二十歳を迎えた84人が出席し大人になった自覚を新たに持ち、決意表明した。

 2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げられたが、従来通り20歳を対象に「二十歳の集い」として実施。男性49人、女性35人が出席した。

 町総合文化会館で開かれた集いは、町内外からの出席者たちは久しぶりの再会を懐かしみ、記念撮影後に式典に臨んだ。式典には池田拓町長、町教委の和田修教育長ら教育委員、来賓の小林雄志道議、米谷友光議長ら町議、町選挙管理委員会の古森孝子委員長、町内小中学校長、保護者らが出席した。

 式辞で池田拓町長は「町の次代を担う皆さんの姿を拝見し頼もしい気持ちになっている。それぞれの目標に向かって失敗を恐れず、何事にも果敢にチャレンジをしてほしい」と激励。また、昨年の日高山脈襟裳十勝国立公園の誕生に触れ、「地域の自然の保護、利用の観点から取り組みを進め、国立公園と浦河町の魅力を全国に発信していきたい。苦難を乗り越えたえりもの緑化を描いた映画北の流氷が今年クランクインの予定」と期待感を示した。

 さらには、出席者が生まれた年のアテネ五輪で日本選手が大活躍し、男子100㍍平泳ぎで金メダルを獲得した北島康介選手の言葉にあやかり、「皆さん、一人ひとりの人生が、一人ひとりの努力によって、“ちょー気持ちいい”人生になることを願う」と力を込めた。

 新成人の近況報告では、大学に進学した吉津太陽さん、杉本想空さん、工藤侑華子さん、谷川紗彩さんの4人が、学業や将来の夢、故郷の思い、親などへの感謝を発表。松田大和さんと住吉花梨さんが「大人として新たな自覚を持ち、激しく変化する社会の中、大きな視野に立ち、力強く生きていくため、今まで出会った多くの仲間と励ましあい、生まれ育った浦河の文化を誇りにそれぞれの立場で夢と希望を持ち、広い視野に立ち、心豊かになるよう責任ある社会人として歩んでいく」と誓いの言葉を述べた。

 最後に町出身の映画監督田中光敏さん、小中学校時代の恩師のメッセージが映像で届けられた。

 入退場曲や国歌、馬産地浦河町ならではの中央競馬のGIレースファンファーレなどは浦河高校吹奏楽局が生演奏、着物着装クリニックは装道礼法きもの学院認可連盟浦河地区、浦河ロータリークラブはキャン★ドゥ浦河店の協力で記念のフォトスポットを設置して二十歳の節目を祝った。

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