ひだか馬の絵コンテストで表彰された野田くん（中央左）・菊地さん（右）、粟田部長（右）、木田校長（左）

【平取】馬産地日高と東胆振地域の小学生を対象に募集した令和６年度「ひだか馬の絵コンテスト」（日高振興局主催）で、平取小（木田理博校長）２年生の菊地りんなさんの作品「目がくっきりしている馬」が優秀賞、野田久翔（ながと）くんの作品「にんじんを食べている馬」が入賞したことを受け９日、同校長室で表彰伝達式が行われた。

　同コンテストは２００４年（平成16年）から開催しており、今年で21回目。日高管内の小学校６校、胆振管内から７校から１０１点の応募があった。

　伝達式には振興局から粟田吏恵地域創生部長ら４人が同校を訪れ、木田校長らが見守る中、粟田部長から表彰状と記念品（図書券）が手渡された。表彰状を受け取った菊地さんは「賞をとれるなんて思っていなかったのでうれしい。色が濃くなりすぎないように気を付け、迫力があるように描いた」、野田くんは「賞をとれてうれしい。はみ出さないように色を塗った。ニンジンをあげている人の手が小さくならないように描いた」とそれぞれ喜びを話した。

　粟田部長は「コンテストは21回目を迎えた。日高にはたくさんの馬がいます。絵を描いたことをきっかけに、もっと馬のことに関心を持ち好きになってくれたらうれしい」と述べた。