全道準優勝した三石翔武館の小学生団体の選手たち

【新ひだか】１日に砂川市総合体育館で開かれた第39回北海道スポーツ少年団剣道交流大会（道スポーツ協会スポーツ少年団など主催）の団体小学生の部で、町内の剣道場・三石翔武館（野口誠館長）が準優勝し、全国大会に出場を決めた。

　団体小学生の部は、全道各地区から27チームが出場し、予選リーグと決勝トーナメント戦で争った。

　三石翔武館は、先鋒・深澤輝留選手（荻伏４年）、次鋒・深澤玲菜選手（荻伏６年）、中堅・及川結翔選手（白老６年）、副将・渡辺美桜選手（様似５年）、大将・佐藤成之助選手（様似６年）のメンバー。

　予選リーグでは、喜茂別町剣道スホーツ少年団（後志Ａ）、猿払村剣道スポーツ少年団（宗谷Ｂ）のＡブロックを全勝で勝ち上がった。決勝トーナメントの１回戦は恵庭市剣道スポーツ少年団選抜（石狩Ａ）に２―２の本数勝ち、準決勝は函館柳雪剣道スポーツ少年団（渡島Ｂ）に３―１、決勝は札幌市剣道スポーツ少年団選抜Ａに０―４で惨敗したが、準優勝で全国大会の出場権を獲得した。三石翔武館は、37回、38回大会を２年連続優勝している。

　小学生団体の主将の佐藤選手は「決勝まで勝ち上がったが、札幌選抜Ａに負けてくやしい。全国大会に向けてみんなでしっかり練習して団体優勝を目指したい」と気を引き締めていた。

　野口誠（67）館長は「全国トップレベルの力がついている。来年の全国大会制覇を目指し、北海道代表として選手とともに練習に励みたい」と選手に期待をかけた。

　全国大会は、来年３月29日から大分県大分市の県立武道スポーツセンター（レゾナック武道スポーツセンター）で開催される。