地元ダンスチーム全道へ 来月29日札幌でコンテスト【釧路市】
釧路市のダンススタジオ「STUDIO YIPPEE」(スタジオイッピー、入江怜菜代表)で練習に励むダンスチーム「SHINECREW」(シャインクルー)が、12月29日に札幌市内で開かれる道内最大級のダンスイベント「MANダンスFES」(HTB北海道テレビ主催)のキングダンスコンテストに出場する。年齢もジャンルも超えた道内ダンサーの祭典に、釧路の若き才能が挑む。
同コンテストでは道内5都市で開かれた予選を突破したファイナリストが、ヒップホップ、ジャズ、ハウスダンスなど、ジャンルの枠を超えて腕を競う。
高校1年から19歳までの7人でつくる同チームのメンバーは、入江代表が他のダンススクールでインストラクターをしていた頃からの教え子で、幼児クラスから数え10年以上の競技歴を持つ。ダンススタイルは、腕をむちのように振り回し、ポージングやターンを多用する「ワックダンス」。チーム結成は2022年で、ダンスイベントや市内の祭りなどで舞台に立ってきた。
同チームが同コンテストに挑戦するのは初めてで、6月16日に釧路町公民館で開かれた地区予選では、全道から集まった18チームで五つの出場枠を争った。審査員から約3分半の曲を緊張感を保ったまま踊り切った点を高く評価され、本選への切符を手にした。
別のチームで過去にも同予選に挑戦してきた坂本聖華さん(19)は「予選敗退が続いていたので、練習の成果が出て安心した」。梅澤みのりさん(17)は「小さい頃からの仲間と予選を突破できうれしい」と振り返る。
現在は本選に向けスタジオで猛練習に励んでおり、青木美和さん(17)は「憧れの人と対(たい)峙(じ)する大会になる。できる限りの力で臨みたい」。野村妃遥桜さん(15)は「練習も本番のつもりでやる。全力を出し切り、後悔なく終わりたい」と意気込む。入江代表は「レッスンではみんなに存分に情熱を注いでいく。出られない人の分まで、力を合わせて頑張ってほしい」と奮闘に期待を寄せている。
関連記事
函館市南茅部地区パワースポット巡るモニターツアー 観光庁の地域観光新発見..
函館市南茅部地区のパワースポットや食文化に触れるモニターツアーが現地で開かれ、18人が参加した。参加者はパワースポット「吹上石(ぬけいし)」「垣ノ島遺跡の丘状遺構」を訪れ〝特別感″を満喫した。ア...
桜庭さん勝負の1年 ボウリング 12月マレーシアで大会 来年のデフリンピ..
函館市の会社員、桜庭まどかさん(36)が、12月1日からマレーシアで開かれるボウリングの第10回アジア太平洋ろう者競技大会に日本代表選手として出場する。来年11月に東京で行われる4年に一度の聴...
生活支援の会ねこのて 譲渡会に町内外から100人 グッズ販売も 安平
安平町のNPO法人生活支援の会ねこのて(花田理子理事長)は17日、追分ふれあいセンターい・ぶ・きに札幌市のNPO法人猫と人を繋(つな)ぐツキネコ北海道(吉井美穂子代表理事)を招き、猫の譲渡会や講演...
クラフトビール醸造開始 苫小牧産いよいよデビュ
苫小牧市内初のクラフトビール醸造所「北海道ブルワリー」(錦町2)で、クラフトビールの生産が始まった。苫小牧市や厚真町で取れたヤチヤナギを原料に、苫小牧市の水道水で仕込んでおり、27日から隣接する飲...
狙い定めドローン操縦 室工高1年生が体験【室蘭】
道建設部主催の情報通信技術(ICT)の体験講習会が20日、室蘭市宮の森町の室蘭工業高校(鈴木康礼校長)で行われた。1年生の環境土木科6人、建築科23人が、ICTの基礎知識やドローンの操縦技術を...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】