セレモニーで高見局長（左）にしずない農協のブランド米万馬券を手渡す西村会長（中央）と帰山会長（右）

　日高振興局（高見芳彦局長）で17日、今年収穫されたしずない農協のブランド米「万馬券」の納品セレモニーが行われた。

　同振興局では職員自らが広報役となって、日高管内のブランド米を応援しようと「買って！食べて！職員全員ブランド米広報担当化プロジェクト」を立ち上げ、びらとりの「ニシパの恋人」、しずないの「万馬券」、みついしの「トキノミノル」、ひだか東の「アポイ米」の４農協、４銘柄を職員を対象に局内で販売することを計画。振興局の職員と日高教育局の職員など63人から合計６２９㌔の申し込みがあった。職員が実際にブランド米を味わい、知人や友人などに日高産米のおいしさや安全性をＰＲする。

　セレモニーでは、西村和夫しずない農協会長と帰山諭静内稲作振興会長が「万馬券」５㌔、24袋と10㌔、19袋を高見局長に手渡した。西村会長は「生産者が何よりも食味にこだわった、馬ふん堆肥を使った特別栽培米。一度食べたらもう一度食べたくなる味」、帰山会長は「味、つや、香りとても良いものができた。冷めてもおいしく食べられる」と話した。

　その後、炊き立ての万馬券を試食した高見局長と森越副局長らは「香りがとても良い。食感も良くておいしい」と話した。

　みついしなど３農協からは、準備ができ次第順次納品される予定。