これからも「元気まち」白老町制施行70周年式典 憲章朗読、祝いの古式舞踊【白老】
1954年の町制施行(11月1日)から今年で70年を迎える白老町の「町制施行70周年記念式典」が20日、本町の中央公民館で開かれ、関係者や来賓ら約250人が、まちの今後の発展を願った。
式では白老東、北海道栄の両高校の生徒4人が町民憲章を朗読。大塩英男町長と小中学生8人が60周年の時に制定した子ども憲章を読み上げた。
大塩町長は式辞で「まちの将来像である『共に築く希望の未来 しあわせ感じる元気まち』の実現に向け、人とのつながりを大切に、先人たちが築き上げたかけがえのない古里白老を受け継ぎ、町民の皆さんと守り育て、次代を担う子どもたちに引き継いでいくことが私たちの役目」と述べた。
来賓の戸田安彦道議や町議会の小西秀延議長ら4人が祝辞を述べ、大塩町長が松田謙吾前議長に町政功労者表彰を贈った。
白老ふるさと昔話制作事業実行委員会が、70周年を記念して制作したアイヌゆかりのアニメーションを上映。語り手を務めた俳優の夏木マリさんが寄せたビデオメッセージも紹介した。
ウポポイ(民族共生象徴空間)の職員や白老アイヌ協会の会員16人によるアイヌ古式舞踊の披露などもあり、出席者からは大きな拍手が送られ、節目を祝っていた。
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