夜の街に「バル」開店 地元食材と酒提供【上士幌】
上士幌町内の「カミシホロホテル」を運営するルイスミッシェル(丸山勇雄社長)は12日、上士幌町産や十勝産の食材を中心に扱う飲食店「カミシホロバル」を町東3線237にオープンした。町外から訪れた人に地場食材を広く知ってもらう拠点として機能させる考えもあり、同社は「(来店客に)時間を忘れるような、笑顔あふれる店にしたい」としている。
カミシホロホテル宿泊客から寄せられた、町内で深夜まで営業する飲食店が少ないとの声に応えるとともに、地場食材の提供を通じて地域活性化にもつなげる考え。空き店舗を改装し、店舗面積約30平方メートルにカウンターとテーブルの20席を配置。気兼ねなく入れるカジュアルな場所をコンセプトとし、ペンダントライトで居心地の良い空間を演出した。
提供するメニューは、「十勝産モッツァレラチーズとバジルのマルゲリータ」(1300円)や、「十勝マッシュと季節野菜のアヒージョ」(1000円)など。また、ご当地メニューとなる上士幌餃子(5個、600円)は、上士幌高生のアイデアで開発したネギ塩たれとレモンたれの2種類を用意する。
同社の島田裕子事業部長は「十勝食材を使ったおいしい食事とお酒を味わいながら、上士幌での滞在を満喫してもらえればうれしい」と話している。
営業は金・土曜と祝前日の午後7時半~翌午前0時。問い合わせはカミシホロバル(070・2680・9834)へ。
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