沿道からの声援を受け力走する生徒たち

　浦河高校（齊藤雄大校長）の「校内マラソン大会」が８日、同校をスタートし国道２３６号沿道の往復で行われ、男子は10㌔、女子は８㌔の距離を全力で走り抜いた。

　同校のマラソン大会は、長距離走の楽しさや成就感を体験するとともに、体力の向上と逆境に負けない精神力を養うことなどを目的に、昭和から続く恒例行事。

　昨年同様、同校から海側の国道２３６号沿道を走るコースで実施し、保護者が生徒の安全走行の確認や給水などで円滑な大会運営をサポートした。

　秋晴れの空の下、生徒たちはグラウンドのスタート地点に整列。男子、女子の順でスタートを切り、生徒たちの力走に、保護者や沿道の地域住民らが声援を送っていた。

　１３３人が出場した男子は大山拓真さん（３年）が三連覇を達成。１０５人が出場した女子は優勝の芳賀陽咲さん（１年）ら上位３位までを１年生が占めた。

　結果は次の通り。

　▽男子10㌔　①大山拓真（３Ｃ）、41分00秒40②赤堀プットゥラあきら（１Ｃ）、42分18秒28③富菜元大（１Ｂ）、43分17秒64

　▽女子８㌔　①芳賀陽咲（１Ｃ）、36分29秒01②遠藤真由（同）、41分02秒09③丸谷碧（同）、42分12秒73