インデアンとコラボ 町産食材で地域貢献 音更高カレー完成【音更】
音更高校(重堂法人校長、生徒283人)の3年生5人とカレーショップ「インデアン」のコラボメニュー「音更高校 ブロッコリーホタテカレー」が16、17の両日午前11時から、音更町の道の駅おとふけ内インデアンなつぞら店で試験販売される。各日限定50食で販売価格は未定。
同校の選択科目「地域資源活用」を履修する生徒でつくる「もぐもぐプロジェクト班」が取り組んできたメニュー。インデアンを運営する藤森商会(帯広市、藤森康容社長)の平井雅彦総務部長(60)と、インデアン事業部の前谷陽大スーパーバイザー(50)を講師に招いた。
「音更町の農産物を使ったメニューをつくり、集客に貢献し、町の活性化につなげる」を主題に、7月から試行錯誤し完成させた。農業科担当で同科目を指導する高木温美教諭(25)は「多くの人に喜んでもらえたら、生徒たちの自信になると思う」と話している。
ブロッコリーホタテカレーは、素揚げした音更町産のブロッコリーと小粒のホタテの貝柱が入り、ブロッコリーとホタテのうま味を感じられる仕上がり。
町内に十勝主管工場を置くよつ葉乳業のバターと、十勝産の鶏肉ををたっぷり使った濃厚バターチキンカレーも開発。前谷スーパーバイザーは「どちらも高校生のアイデアがあふれるメニューで、お客さんに満足してもらえる商品になった」と太鼓判を押す。
9月30日に同校で試食会を実施。同プロジェクト班の小池力輝さん(17)は「子どもから大人まで食べやすいカレーができた」と胸を張る。
濃厚バターチキンカレーも、今月下旬に同店で試験販売を予定している。同プロジェクト班の高橋昊志さん(17)は「2種類とも完売を目指したい」と意気込んでいる。
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