食べるのが楽しみ 幌村建設のハウス 三石小児童がブドウ狩り体験【新ひだか】
【新ひだか】三石小(鈴木眞一校長、児童131人)の1年生26人と6年生25人が1日、三石蓬栄の幌村建設(幌村司社長)のビニールハウスでブドウ狩りを楽しんだ。
幌村建設は道教委が進める「家庭教育サポート企業等制度」に賛同し、協定書を締結。その一環として、地域の子どもたちに食育について感心を持ってもらおうと、2005年(平成17年)から「巨峰」「キャンベル」「デラウェア」「シャインマスカット」などの栽培に取り組んでいる。会社では春から肥料や補水、温度管理を続けてきており、今年は7、8月の猛暑が続き、収量は減少したが濃縮されたおいしい味に仕上がった。会社では「子どもたちが実りの秋に感謝して、ブドウ狩りを楽しんでもらえればうれしい」と話していた。
この日は秋晴れに恵まれ、6年生が1年生を連れて甘い香りのするハウスに入り、あちこちでたわわに実った巨峰に歓声をあげ、ブドウ棚に手を伸ばして房をつかみハサミで切り取っていた。
1年生の道鎮美緒(みお)さんは「楽しみにしていたブドウ狩りで、大きなブドウが2房取れて、楽しかった」、サポートした6年生の中村柚香(ゆか)さんは「メチャでかいブドウが採れていうれしい。食べるのが楽しみ」とそれぞれ笑顔で話していた。
最後に、児童代表が「今日は、貴重な体験ができました。味わって食べたい」とお礼の言葉を述べた。
午後からは、延出保育所のブドウ狩りも予定され、浦河町向別の児童養護施設・北海暁星学院にも毎年贈呈されている。
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