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日高報知新聞

小学生が稲刈り作業を体験 浦河町土地改良区「田んぼの学校」【浦河】

慣れない手つきで稲を刈る子どもたち

 米作り体験学習「田んぼの学校」の稲刈りが12日、浦河町富里の農業、福岡広行さん宅の水田で行われ、町内2小学校の児童たちが、収穫期を迎えた黄金色の稲穂を手作業で刈り取り、農作業に汗を流した。

 田んぼの学校は、浦河町土地改良区(宮内修理事長)が地域の子どもたちに米作りを通して食と農業への興味関心を高めるとともに、土地改良区や農業農村整備事業の理解周知を図ることを目的に毎年実施している。町、町教委、日高振興局が協力。

 浦河東部小、荻伏小の5年生が、総合的な学習の時間を活用し2002年から毎年継続的に実施している。今年度は、浦河東部小5人と荻伏小9人の5年生14人が、5月22日の田植えから収穫、精米まで米作りの一連の作業を体験する。また、日高振興局の若手職員育成研修の一環として職員7人が参加した。

 福岡さんから鎌の使い方などを教わった子どもたちは、慣れない手つきで黄金色の稲穂を丁寧に刈り取り、収穫した稲を縄で束ね、軽トラックに積み込み、稲を乾燥させる“ハサがけ”作業の準備に、協力し合いながら取り組んだ。

 浦河東部小の髙泉紗瑛さん(11)は「予想していたよりも大きく育ってくれた。色もきれいでうれしい。稲刈りも楽しかった。家族でお米を食べるのが楽しみ」と話した。

 宮内理事長は「天候に恵まれて順調に育ってくれた。実もしっかりと入っていて美味しいお米になる。4俵ほどの量になると思う」と話した。

 稲は2週間ほど乾燥させた後、脱穀・精米作業を行い子どもたちに配られる。荻伏小では保護者らを招いた収穫祭で体験発表会と試食、東部小でも調理実習の時間で試食会を行う予定だ。

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