歌やよさこい楽しんで あすから「水辺のめぐみフェス」【釧路市】
釧路川の水辺で、自治体の垣根を越えて交流を深めるイベント「水辺のめぐみフェスティバル」(くしろまちづくり研究所主催)が13~15日の3日間、釧路フィッシャーマンズワーフMOO前岸壁で開かれる。今年度、道東道の釧路西インターチェンジ(IC)―阿寒IC間が開通するのを記念し、高速道路でつながる札幌市から学生よさこいチーム「テスク&祭人」をゲストに招き、踊りや能、日本舞踊などさまざまなアトラクションで機運を高める。
ウオーターフロントににぎわいをつくり、釧路川流域の関係人口の交流につなげようと2022年から始まり、今回で3回目。釧路市輝くまちづくり交付金事業として行われ、今回は「若者がまちを救う!元気はつらつガンガン祭り」を副題に、釧路、札幌の大学生、大学院生がイベントを企画した。
13日は午後4時に開幕し、同5時から地元フォークデュオ「ヒートボイス」のライブとテスクのよさこい演舞が行われる。同5時30分から「くしろOTAKARAゼミナール」と題し、釧路開発建設部の坂憲浩部長と釧路総合振興局の木村英也局長が講演。蝦名大也市長も交えたディスカッションも行う。同7時からは市内の放課後デイサービスに通う子供たちが作ったまりもちょうちんに明かりをともす点灯式を開く。
14日は午前10時~午後6時までで、同5時からダンスパフォーマンスを行う。15日は同3時~同7時まで、能や日本舞踊などの伝統芸能を披露する。
実行委員長で釧路公立大学3年の前川莉穏さん(20)は「300㌔離れた釧路と札幌の学生の交流が実を結んだイベント。若者の力で釧路をがんがん盛り上げたい」と意気込む。問い合わせは同研究所の迫田さん090(1521)9054へ。
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