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室蘭民報

「登別ホップ」収穫 天候不順で昨年より少なく【登別】

球花を丁寧に摘み取る関係者たち

 登別市札内町の私有地で栽培されているホップが7年目の収穫を迎え、2日に作業が行われた。本年度は雨などによる日照不足が影響し、昨年より少ない91キロの収穫となった。12月にはこのホップを使用した地ビール「ヌプルペッ ペールエール」が販売される予定。

 市内事業者の有志が登別産ホップを使った地ビールに興味を持ったことをきっかけに、市商工労政グループと協力し、2016年度に「ホップ研究会」が発足。翌年度に同研究会メンバーが私有地約500平方メートルを開墾し、試験栽培に着手した。

 これまでシカによる食害や天候不良などで栽培は難航。育成方法を研究しつつ栽培を進めた。中登別町のわかさいも本舗地ビール工場で醸造し「ヌプルペッ ペールエール」として販売した。

 この日の収穫作業には同会のメンバー約60人が参加。空に向かって伸びたホップのつるを切り、ビニールシートを使って運搬。一つ一つ球花を手で摘み、かごに入れた。収穫したホップはその日のうちに上富良野町に運び、現地で乾燥作業を行った。

期待の地ビール、12月中旬販売へ

 乾燥後は、同社地ビール工場で醸造が行われ、12月中旬には登別産の地ビールとして販売される見通しという。泉田覚会長は「今年は天気も影響し収穫量は良いとは言えないが、味はいいものができると期待している」と笑顔を見せた。

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