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室蘭民報

シンヌラッパ厳かに 白老アイヌ碑先祖供養祭【白老】

先祖に供物をささげる参加者

 第20回白老アイヌ碑先祖供養祭(白老アイヌ協会主催)が10日、高砂町の白老アイヌ民族記念広場で開かれ、会員や来賓らが約80人が、現在の基盤や繁栄を築いた先祖の苦労や偉業をしのんだ。

 供養祭では、シンヌラッパ(先祖供養)を行った。カムイノミで火の神に祈りをささげ、先祖へ供物を贈るイチャルパで先祖の名前を呼び掛けながら食べ物を手向けていた。

 白老アイヌ協会の山丸和幸理事長はあいさつで「これからも一生懸命先祖の文化を伝承しながら、若い人の育成に努めながら頑張っていきたい」と述べた。

 その後の交流会では、アイヌ料理の試食や春採アイヌ古式舞踊釧路リムセ保存会の古式舞踊の披露があった。

 白老アイヌ碑は2005年8月10日にアイヌ民族ゆかりの地である同広場に建立された。

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