「ナウマンゾウの足」を履く生徒

　幕別町忠類の忠類ナウマン象記念館は小中学生の夏休みに向けて、「ナウマンゾウの足」を履いて記念撮影できるブースを設置している。

　北海道で唯一、忠類で発掘された足跡化石に注目してもらおうと企画した。「ナウマンゾウの足」は、幕別町のマスコットキャラクター「パオくん」の、忠類村時代にも使われていた初代の着ぐるみ（現在は２代目）の足の部分。忠類総合支所の倉庫にしまわれていたものを活用し、５日から展示を始めた。

　１２日には、授業で記念館を訪れた忠類中学校１年の生徒（１３）が試し履き。ポクポクと音を立てて数歩歩き、「結構重くて、本物のゾウの足みたい。ナウマンゾウ気分が味わえる」と好評だった。