先輩の指導を受けながらベッドメーキングに挑戦する参加者（右）

　日鋼記念看護学校（伊藤眞理学校長）のオープンスクールが、室蘭市新富町の同校で開かれ、市内の高校生ら約６０人が仕事を体験し、進路の参考にしていた。

　参加者は仕事の基礎となるベッドメーキング、車いす移乗、包帯法、血圧測定の４作業を順番に体験。ベッドメーキングでは、先輩たちの指導の下、シーツにしわを付けないよう細心の注意を払っていた。

　看護師志望という海星学院高校３年の古村明日華さん（１７）は「先輩たちに優しく教えてもらった。患者への思いやりも感じられた」と笑顔で話した。

　オープンスクールには保護者も多く来場。病院側でも休憩場所になればと、飲み物や室蘭やきとりなどのキッチンカーを招いた。