釧路川のほとりで道内外のクラフトビールを味わえるイベント「クラフトビア・リバーサイド」が１２～１５日の４日間、釧路フィッシャーマンズワーフＭＯＯ隣のＥＧＧ前で開かれる。鶴居村でクラフトビールを醸造している「Ｋｎｏｔ」（植竹大海代表取締役）で組織する実行委員会の主催。クラフトビール関係のイベント開催は、釧路市内で初めて。 　クラフトビールを楽しむイベントが全国各地で開かれている中、Ｋｎｏｔのビールを知ってもらうとともに、多様な楽しみ方をしてもらおうと、実行委員長を務める植竹代表取締役が中心となって企画した。今回は、Ｋｎｏｔのほか、植竹実行委員長が事業の立ち上げに関わった「忽布（ほっぷ）古丹醸造」（上川管内上富良野町）と「うしとらブルワリー」（栃木県下野市）、ビールのイベントなどでＫｎｏｔと親交がある「Ｔ．Ｙ．ＨＡＲＢＯＲ」（東京都品川区）の４社が参加し、４６種類のビールを提供する。

　福司酒造や厚岸蒸溜所などの地元のお酒を扱うブースのほか、道東各地からポテトやチキン、カレーなどのキッチンカーも出店する。基本的に立ち飲みだが、足が不自由な人や子供が優先的に座れるテーブル席もある。

　同実行委は、通常価格より２００円お得なビールチケット前売り券をＰＲ。１冊２８００円で、限定５００枚を販売している。購入枚数の制限はなし。７月１１日まで販売している。鶴居村のＢｒａｓｓｅｒｉｅＫｎｏｔ直売所のほか、釧路赤ちょうちん横丁の「ＢｅｅｒＢａｒＲＡＷ」、釧路市新栄町の「デリカテッセン１６４＋」、ＭＯＯ内のアウトドアショップ「ＥＨＡＢ」で購入できる。

　植竹実行委員長は「さまざまなビールを飲み比べたり、地元フードとのペアリングを楽しんだりと、新しい発見があると思うので、ぜひ遊びに来てください」と呼び掛けている。時間は、１２日が午後４時～同９時、１３、１４日が午前１１時～午後９時、１５日は午前１１時～午後４時。

釧路初のクラフトビールのイベントをＰＲする植竹実行委員長