来場を呼び掛ける後藤部会長

　ＮＰＯ十勝文化会議写真部会の企画展「日高山脈と生きる」が９日まで、帯広市民ギャラリー（ＪＲ帯広駅地下）で開かれている。

　同展は部会員が撮りためた力作を披露する展覧会で、年に１回開催されている。今年度は日高山脈の国立公園化を機に、十勝の大地を育む日高山脈をさまざまな角度から表現した作品を集めた。

　会場には、部会員１７人が日高山脈を望む十勝各所で撮影した作品７０点が並んでいる。四季折々の山の表情や動植物を撮影した作品のほか、農業など十勝に住む人々の営みを表現した作品も。昭和の時代に撮影された貴重な作品もあり、来場した人を魅了している。

　部会長の後藤一夫さん（７５）は「日高山脈はわれわれの日々の暮らしに溶け込んでいる。それぞれの思いを感じてもらえたら」と話している。開場は午前１０時～午後６時（最終日は午後４時まで）。