収穫したイチゴを口にする児童ら

　豊浦町礼文華小学校（中井英和校長、１６人）の全校児童が２５日、町内礼文華にある星の実ファームを訪問し、イチゴ狩りを体験した。

　総合的な学習の時間を使って実施。体験や農家との交流を通し、食料や働くことの意義について考えてもらい、地域の産業理解を深めてもらおう－と初めて行った。

　イチゴ農家・星雄介さんの協力で体験学習に取り組んだ。児童たちは事前に地元の特産品について予習し、知識を深めた。

　冒頭、星さんから「イチゴに触れるときは柔らかくてつぶれやすいので、優しく手のひらに乗せ爪を立てないこと」と説明を受け、イチゴの甘い香りが漂う栽培ハウスに入り、１・２年生ははさみを使って収穫した。

　赤く実った小ぶりのイチゴを傷めないよう慎重に収穫してぱくり。「甘い」「おいしいね」と笑顔が広がった。

　仲村友陽さん（１年）は「とっても甘くておいしかった。イチゴを作る農家さんはすごいと思いました」と話した。

イチゴを探して収穫する児童ら