アイヌ民族、共生社会推進へ 小坂さん招き講座【登別】
登別での歴史、興味深く
第1回アイヌ文化講座が24日、登別港町の観光交流センターヌプルで開かれ、登別アイヌ協会顧問の小坂博宣さんが講演。参加者15人が登別のアイヌ民族の歴史や文化、共生社会を目指した取り組みについて理解を深めた。
市教育委員会主催、登別国際観光コンベンション協会共催。講座は2部構成で行われ、第1部は「登別のアイヌ民族の歴史と文化」をテーマに講演した。
小坂さんはアイヌの子どもたちの教育環境の歴史ついて解説。1885年に聖公会のジョン・バチラーが幌別村を訪れ、88年に金成太郎を校主としてアイヌ学校の設立を構想したことや、校主を片倉家の旧臣である西東勇吾に変更し「愛隣学校」として開校された歴史を紹介した。
また、世代による母語の違いを知里幸恵の家系図を使い解説。「幸恵の祖母はアイヌ語、幸恵の父や伯母の世代から日本語が混ざり、幸恵の世代には日本語が主流になった」と話した。
2部では「共生社会を目指して~北海道ウタリ協会登別支部の取り組み~」と題し、同支部や登別アイヌ協会について紹介。1995年に登別アイヌ語教室を開始したこと、講演会や図書の出版などを通して文化の伝承に取り組んでいると説明した。
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